PROPER ENGLISHの学び方の模索
執筆:2025年6月25日
はじめに
「意思疎通に長けている」と「言語に長けている」ってやっぱり別物だと思うんですよね。意思疎通のためだけに言語があるのなら、自然言語を使うということが否定されなければいけないと思うんです。それとも機械的に言語を構成できなかった人間の欠陥なのか、、、。やっぱり、こう状況に合わせて自分もしくは第二・三者のことを考えて自然言語を媒体として伝達する能力は意思疎通という言葉では測れない気がしているんです。あるいは、それが意思疎通の究極なのか、、、。“記憶にございません”みたいな言葉こそが意思疎通以上の言語に長けている発言ではないだろうかと思うのです。(近頃のGPTはこれすら使いこなすから、エンジニアとインターネットに多様な訓練データを蓄積した人類の功績かなとも思うよね。)本稿では、英語に長けているということはどういうことなのか、どういう訓練をすればいいのかということを模索しようと思います。研究者にその英語能力が必要かはおいといて、、、。
“English For Communication”の限界
英検やらTOEICやらは、得点による英語への理解度?みたいなものを文章で定義づけしているのだけど、なんかやっぱりなと思うことがよくある。(英語の点数そんな高くない私が言ってしまっていますが、、、)それらで“高い”と言われる点数をとっている人がこう“英語に長けている”かと言われると私の観測範囲では、そこにあまり因果関係はないように思えるんです。例えばTOEIC Speakingの高得点はこういうふうに定義づけられてます。
“一般の職場にふさわしい継続的な会話ができる。意見を述べたり、複雑な要求に応えたりする際の話の内容は大変わかりやすい。基本的な文法も複雑な文法もうまく使いこなし、正確で的確な語彙・語句を使用している。また、質問に回答し、基本的な情報を提供することができる。発音、イントネーション、強調すべき部分がいつも大変わかりやすい。” [1]
でも、これって“言語の運用力”の一側面でしかないんですよね。たぶん。ある程度勉強したり、なにかしらの方法で習得すると、英語でほとんどのコミュニケーションはできるようになると思うんです。旅行でも会議でも学会でもほとんど困らないくらいには。でもそれはあくまで "正確に意思疎通可能”であってそれ以上ではないのかなと思う。私たちに聞き惚れる日本語があるように、こう、人を魅了する言い回しや演説・説得できる英語の訓練はこういう英語のテスト勉強ではどうにもならない気がしているのです。hit the light とかpull overとかgonna、kindaみたいな、そういうちょっとトリッキーな英語とかスラングを習得するのが目的ではなく(もちろんこれはこれで理解する上で必要だとは思うんのですが)、もっと丁寧な英語を勉強したいなと思うのです。“Proper English”とはなにか
英語は世界で共有されている第一言語であるから、それを勉強する目的が「意思疎通可能になること」になるのは、理解できるし自然なことなんだと思う。ただ、“適切な”英語を使うことの難しさはそれ以上なのだろうし、こんなものはTOEICやらでは計り知れない気がするし、なんならネイティブスピーカーにも難しい気がするのです。これは日本語にも置き換えられて、なんかぼくはこういう動画をみたらこれがProper Japaneseなのかと思うのよ。それと同時にProper Englishをちゃんと知らない僕からとっても、これとかこれとかこれとかこれとかをみると美しい英語だなと思うのです。英語の美しさが眩しいな、、、演技であれど、、、こういうのをみている限り、こんな能力がProper Englishなのかな〜。
- 強調できる
- do not と don’t の使い分け。重要な単語の箇所だけゆっくり喋れるとか。evenとか使えるとすごいなと思ったりする。
- 意図を濁すことができる somehow、 sometimes を適切に使える、間接的に物事を伝えられる。
- 適切な単語を選べる but じゃなくて however、 anywayではなくanyhowとか。certainly、 technically、 immidiatelyみたいな副詞を適度に使える。場面に合わせた単語選びができる。あと、これは単語ではないけど、5W1H+S+V(なんという構文か知らないが、、、)を流暢に使えるとすごくカッコよく聞こえる。This is what it is. とかね。This is how it works みたいな。
- 適切な速度でしゃべれる 早く喋れるのが、正義ではないと思うし。強調すべきところや伝えたいところを緩急を持って伝えられる。
- 適切なイントネーションでしゃべれる 語尾の発音を落とさず、ハキハキとした英語を話せる。
- 適切な冗談をいえる これが案外究極の能力な気がする。空気を読んで、場を和ませるために、緊張を解くために、適切な単語を使って、発表を妨げない、誰も傷つかない冗談を言える。
“Proper English”の学び方の模索
英語の勉強だけではどうにもならないと思うのよね。母国語もうまく話せなきゃなと思う。これは根拠みたいなのはないのだけど、、、。なんか相関はあるかなと思う。母国語を丁寧に使う練習と英語の練習をしながら磨き続ければいいのかな?と思っています。
- 発表表現の練習 英語の発表とか会話をたくさん聞く。感心する言い回しをメモしておく。英語で発表している日本人の話を聞くとすごく勉強になる。NAISTでは講義内容を勉強するために単位をとるのが目的の一つではあるが、Japaneseネイティブが話す英語の言い回しを聞いたりするのもすごく勉強になる。
- 適切な単語選びの練習 これは、大学受験勉強がすごくいいと思うんだよね。あと英語の報道。難しい言葉だけど、この言葉を使わずにはこの絶妙な意図を表現できないって時に、言い換えるのが常套手段ですが、それじゃPROPERにならないから、単語の勉強も大事だな。
- 適切な文章作りの練習 こんなものはGPTと一緒にやれば、すごく上手に勉強できると思う。自分が発表する機会があれば、行き当たりばったりの英語で乗り切るんじゃなくて、ある程度GPTと文章一緒に作ってから、発表練習を何度もすると、言い回しが自然と身につくような気がする。
勉強だけでは足りないもの
大事だと思うのが、いくら言語に長けていてもその言語能力によって“本質”を偽ることはできないなと思うのです。(というか私はできないし、そんなにうまいな思う人もあんまりあったことないかも、、、。僕が気づいてないだけか、、、。)短い人生ですが、上っ面だけの言語だなと気づくことも多くあるし、内容がまったくないなと思う会話だったり、本人は説得できてると自信を持っているのだなと思うこともよくあります。し、僕も知ったかぶりとかしなきゃいけないときとか、上っ面だけで会話しなきゃいけないときは、そういう雰囲気がでてしまいます。どれだけ資格をいっぱい持っていようが、いくら英語の点数が高かろうが、その人の雰囲気を纏わせて伝わるのが自然言語であろうから、目的を明確にして意志・意図を大事にしながら清明心をもって話すのが大事だと思うのです。と社会人を経験させていただいたことがない一学生が思っています。だから自分を律するためにも発表するときには、スーツを着てネクタイをキツくしめるのが私は好きですし、そうしたからにはスーツに似合う英語を話さねば・スーツに似合う意志を持って話さなければなと思うのです。英語を身につける前にAttractiveでなければなと思うんです。異性からというわけではなく、人として。私もそうなれるようになればいいな。
最後に
英語に限らずどの言語でもいいが、それに長けている人の言葉遣いや話し方を聞くと、そのたびに僕は“こんなになれるわけなくね?”と思うくらい途方に暮れたりします。し、圧倒的なものをみると見習わなきゃとか全く思わないものです。自分の努力がばかばかしく思えてしまいます。新渡戸稲造さんの原著の『Bushido the soul of japan』とか読むと、3倍生きてもあんなものを書ける気がしなく思えますし、そうなんでしょうが、、、。まあ「道をたどり 師をあおげ 師にしたがえ 師とともに歩け 師を見通せ 師となれ」ということで諦めずに希望を持って勉強し続けます[2]。
引用
- スコアの目安、Score Range Descriptors(スコアレンジ別評価一覧表)、 https://www.iibc-global.org/toeic/test/speaking/about/result.html(アクセス:2025年6月25日).
- ハッカーになろう、 https://cruel.org/freeware/hacker.html(アクセス:2025年6月25日).