留学の振り返り
執筆:2023年8月23日
追記:2025年5月14日
IPLabの荒木です。今回の派遣で感じたことや学んだこと、日本に持ち帰るべきだと思ったことを自分の意見や考えを交えて記します。
まず、なんのために学生が海外に行くべきかに関して自分の意見を述べます。学生が一定期間、目的は何であれ海外に滞在することを留学と呼ぶような気がします。海外に滞在するだけであれば、旅行とそんなに変わらない気もしますが、一応「現地で何かを学ぶ」ことに重きを置いたものが留学であると思っているのです。自分はそういう考えで留学に行くべきだと思っていたので、日本国民の一員として日本を少しでもいいものにするために、できるだけ現地の文化や習慣を持ち帰ろうと考えていました。なので、値段が高かろうが現地で社会参加することが自分の使命であると思い込んで、様々なイベントに参加していました。し、日記も残しました。(結局大した情報共有にはならなかった気もしますが、それはそれで反省です。)その中で学ぶことが多かったですし、感じることも多かった気がしています。
次に、留学前と後の自分の変化について。やはり、いつまでたっても自分の変化に気づくのは難しいものです。帰国した安心感や安堵はありませんでしたが、自分の変化に気づくことがありました。一つ目は、白飯がすごく美味しく感じるようになったこと。ご飯は飽きることがないので、つくづく日本人なんだなと感じています。二つ目は、どんな人でも同じように接することができるようになったこと(仏教では広義で“正見”といいます。たぶん。)。これこそ現地の文化に染められたものだと思っています。(日本でもう一回染まり直すのかな?)スウェーデン(欧米?)では、どんな人でもファーストネームで呼び合いますし、みんなフラットな関係です。給料も職種によってあまり格差がないと聞きます。性別、職業、年齢、出身にかかわらず、同じように接することができるようになったのは、留学の影響も少しはあるかな?と思います。それ以上に、努力と意識が必要かとおもいますが、、、。三つ目以降は、特に思い浮かばないので、また気づいた時に追記します。
その次に、留学前と後で変わらなかったこと。これは本当にいつでも変わりませんが、人間関係での悩みです。人間どこにいても、何をしてても、どんな時でも人間関係で悩むんだなと。当たり前っちゃ当たり前ですが、だからこそ長い間哲学者が考えていることなのでしょう。
日本はどうなのか。外に行くと、いままで住んでいたところの良さがわかると皆言いますが、実際のところどうなんでしょうか?細かい点は何個も思い浮かびますが、決定的な良さみたいなものはあまりない(自分にとっては)気がします。細かい日本の良いところ。まず、サランラップ。旭化成様様です。神製品です。あとは、缶の頑丈さ。現地のスーパーで破れた缶が散乱していた光景を見ると、日本製?というか日本の缶は頑丈なんだな〜と思いました。あとは、物価がそんなに高くないこと。ヨーロッパに比べると。安くて美味しいご飯屋さんがたくさんある日本は、いいところなんだと思います。「日本人にとって日本人好みのご飯が、安く食べれる日本はいいな。」と言っているだけなので、かな〜り主観的な意見ですし、当たり前の話な気もしますが。細かい小さい良さは色々ありますが、比較対象が豊かな国スウェーデンなので、目立った良さがあまり分からないのかもしれません。ということで、この章はそんなに書くことがありません。
最後に、留学してよかったか。わかりません。でも間違いなく自分の知見を広げるきっかけにはなりました。し、苦労をひとつ、ふたつ、みっつ、それ以上重ねました。そういう意味では、学生である自分にとっては“有意義”だったんだと思います。損得勘定して、留学行くか行かないか決めるなら、おそらく行かない方がいいという結論になると思います。(留学を経験したことない私が想定している修士学生なら)たぶん。修論の進捗、ストレス、研究環境、学習環境、生活環境、就活どれをとっても損が上回る気がします。でも、我々はそんなにうまく未来を予測できませんし、損得は終わってみなければうまく計算できません。というか終わった時ですら、計算できません。ので、学生のうちは学生らしく無茶してみるのもいかがでしょうか。といいつつも、体と心と命を壊すのはよくないので、自分の生命と天秤にかけることは大事だと思います。
まとめというほどのまとめではありませんが、私の共有した財産が、みなさんの役に立てば幸いです。
追記:2025年5月14日
ほんとに現地の皆さんに感謝しています。スウェーデンの色に染められ、友人の色に染められ、今後スウェーデンに関わることがあって贔屓していいときは、私はスウェーデンを贔屓するでしょうし、興味も持ちます。