イタリア留学記録
執筆:2025年6月3日
研究
違う環境である程度の期間、研究したり勉強するっていうのはすごく学びになるというか、自分でも気づきやすい変化を生み出してくれるなと思います。僕だけかもしれないですけど、新しい環境っていうのは結構、緊張しますし無理やりその環境に合わせます。かなり無理をします。僕の場合悪い意味ではなく、、、。それが当たり前になると、それを自分の習慣として日本に持ち帰れたりするので、いいなと思います。自分で「がんばって生活習慣、研究習慣かえるぞ」って思ってできない僕みたいな怠惰な人間にはうってつけな機会だなと思うのです。新しい環境に適応しようとすること自体に価値があるのでしょう。おそらく。
研究に関してです。自分は15分くらいのプレゼンを同期の前でさせていただきました。Q&Aを入れると40分くらいやってた気がしますが、すごくいい刺激になりました。率直に思ったことを言ってくれるし、それに嫌味がないのだなとすごく感じます。日本語だとネイティブであるが故の副作用なんだか、単なる批判でも深く洞察してしまう(意図を深読みしてしまう)ことが多いんですけど、ここの人たちが喋る英語は、そんなことないなと思いました。先生からもたくさんコメントもらえてよかったです。定期的に先生からもコメントをもらえています。
ごはん
イタリアでひとくくりにするのはどうかと思いますが、ご飯はすごく美味しいなと思います。大学近くのピザのお店のマルゲリータはすごく美味しくて、スーパーで安く買えるピザもすごく美味しいです。何が違うのかなと思っていたんですけど、生地とトマトとチーズが違うんだなと思ってました。全部ですね。生地はよくわかりませんが、ほんのり甘い気がします。トマトは日本で手に入るものと全然違う気がしていて、火を通して美味しくなるトマトなんです。なんか日本のトマトは生で食べる用に作られてるのかな?と思うくらい甘いのとかそうでなくてもドレッシング用に酸っぱいのとかもありますけど、イタリアのトマトはどちらでもなくてパスタに入れるにしてもピザにするにしてもベストな味になってる気がします。ぼくはあまりパスタにフレッシュなトマトをいれて食べるのが好きじゃなかったんですが、こちらでは入れないと物足りないと感じるほどになってしまいました。あとチーズですが、スーパーですごくたくさんの種類のチーズがあって、用途によって最適なものがある感じでした。このピザにはこのチーズみたいなのがあるんでしょうね。たぶん。それが全部相まってすごく美味しいピザ・パスタになるのでしょう。
外で食べたパスタもおいしかったです。海鮮パスタを頼んだんですが、すごく美味しくてこれもどうやって作るのかなーと思ってたんですが、なんか絶対真似できない味がしたので、魚介のブロードを使ってるんだろなとか思ってました。なんかこう、イタリアの料理は見た目はシンプルなものだけど、すごく丁寧に作られているものが多いなと感じていました。
あと、料理を作ってて思っていましたが、海外行かなくてもできることって結構あると思っていて、というかほとんどそうな気がしてるんですけど、、、。日本でインド料理が食べられてイタリア料理もフランス料理も食べれるじゃないですか。でも、やっぱり現地で現地のものを食べるのがいいのかなと思っていて、郷土料理っていうのはその土地の文化であり、何千年、少なくとも何百年かけて最適化されている気がするんですよ。値段(原料調達のしやすさ)と味(≒栄養価?)なんですけど、基本的にそれがベストに落ち着くように知恵を駆使して料理が生まれるのじゃないのかなと。その土地で安く手に入るものでその土地に伝わるものを食べるということが良い食事なのかなと思ってました。
電車の車窓にはブドウ畑が広がっています。これでもかというくらいブドウの木が植えられていて、主食でもないものにこんなに土地を、、、と心配になるくらいですが、ある意味主食なのかもなと思っていました。ワイン好きにはすごく良い土地なんだと思います。案の定、レストランに行くとワインを飲む人を多く見かけます。アイスクリームも美味しいです。ジェラートかな?安くて美味しいです。ピスタチオも有名らしいです。日本食も人気らしいです。結構、Japanese-likeですが、それもすごく美味しいです。スパイスいっぱい入れた焼きうどんとか、なんちゃら巻き寿司も美味しいですね。ただスーパーでみかけるお寿司はとんでもなく高いです。
コーヒーを嗜むというか生活の一部みたいな人がすごく多い印象です。コーヒーといっても日本でいうエスプレッソを飲みます。ぼくらがコーヒーと呼ぶやつはLongとして飲みます。たぶん。なんかほんとに多くの人が常に飲んでるなというイメージです。一日4,5杯飲むのが普通なんでしょうし、その機械がそこらじゅうにあります。駅には絶対といっていいほど、珈琲屋さんが併設していて夥しい数の人が利用しています。あとめちゃくちゃ砂糖入れます。コーヒー文化も結構違うんだなと思ってました。
日本ではあまりみない杏の商品がよくあるんですよね。杏ヨーグルトだったり、杏のジュースとかがあって、僕はそれがすごく好きなんです。ヨーロッパでは主流なのかな?とか思いながら、食べたり飲んだりしています。
これも聞いた話ですが、イタリアは結構つい最近まで、国がバラバラでUnionになったのは最近らしいです。そのおかげで、各地方の色・文化・人・習慣が多様だそうです。北と南は全然違うらしく、ぼくら観光客でも気づくほどの違いだそうです。ピザといえばナポリ、みたいなのがあるように、この地域はこれみたいなのがいっぱいあるのでしょうね。観光に行く時は、北と南の両方に行くと良いのかもしれませんね。そうすると美味しい料理がいろいろたべられるかもです。
娯楽
イタリアにはBiscaというカードゲームがあります。大学内ではそれで勉強の息抜きをしている人がいっぱいいて、廊下を歩いているとよくそういう光景をみます。初日にルールを教えてもらって、お昼休みに参加させてもらってます。みんな強くて最初の方は負けてばっかりでしたが、最近はじめて勝ちました。奥が深いゲームだなーと思ってます。運もあるけど、戦術が大事なゲームですね。あとトレントは自転車愛好家がすごく多いです。なぜか知らないが、坂が多い街に自転車好きが集まるのだろうか?それとも生まれるのか?トレントも例外ではなく、通勤とかじゃなくて休日に大会の練習みたいなサイクリストをよく見かけます。娯楽としての自転車というか、、、という感じはありますが、サイクリストにとってはよい土地なんだと思います。
生活
少しの滞在なので季節感は正直よくわかりませんが、日照時間が長いです。夜は9:00くらいまで明るいです。結構それが嬉しいというか安心できるんですよね。なんで結構、散歩とか行きやすいですし学校に遅くまでいてもあまり罪悪感を感じません。公共のバスもいい感じに運行してくれています。バスはアトラクションに乗っているようですごく楽しいです。自分でもこんなに揺られるのに、ご老人が乗って来られたら、心配すぎて席なんて一瞬で譲れます。くらいアトラクションです。空港までの距離も遠すぎず、NAIST-KIXとあまり変わらないかなと思います。ご飯も前述した通り美味しく自炊もできますし、自然も綺麗です。散歩できるところもいっぱいありますし、他の地方への観光もそんなに難しくないかなと思います。天気も良い日が多く、ビタミンDいっぱいですね。